山田敏代が引退を発表
 頚椎捻挫のため長期欠場していたGAEAの山田敏代(34)が引退を発表した。3日後楽園ホール大会でリングに上がった山田は「突然欠場して経過報告できずに申し訳ありませんでした。8月に手のしびれを感じ、首から来るものだと思い病院に行きました。10年以上前に頚椎の椎間板ヘルニアを患い欠場を繰り返してきました。次、首をやった時にと決めていました。12月12日、ここでセレモニーのみとなりますが、引退します」とファンに報告した。「突然ですいませんが自分の体を1番に考えた結果です。12日はプロレスラーとして最後の山田敏代をたくさんの人に見てもらえたら嬉しいです」と涙を流しながら頭を下げた。

◆山田敏代(やまだ・としよ)

 本名同じ。1970年(昭45)2月27日、埼玉県出身。全日本女子に入団し、87年7月27日埼玉・本庄市民体育館で市川千秋を相手にデビュー戦を行う。全日本タッグ、WWWA世界タッグ、オールパシフィックを獲得した。97年7月、プロレス入門時からあこがれていた長与千種が興したGAEAに移籍した。プロレス以外では97年8月「居酒屋やまさん」を開店させた。168センチ、68キロ。得意技はリバースゴリー・スペシャルボム。

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