■ [宿題メール][情報処理技術者試験合格日記]
※斎藤末広先生が出している宿題メールを利用しています。

★★★[宿題:ソフトウェア開発向け]

 コンピュータシステムの高信頼化技術に関する記述として,適切なものはどれ
か。

 ア フェールセーフは,構成部品の信頼性を高めて,故障が起きないようにす
  る技術のことである。

 イ フェールソフトは,ソフトウェアに起因するシステムフォールトに対処す
  るための技術である。

 ウ フォールトアボイダンスは,構成部品に故障が発生しても運用を継続でき
  るようにする技術である。

 エ フォールトトレランスは,システムを構成する重要部品を多重化して故障
  に備える技術である。

答えは「エ」

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★★[宿題:情報セキュアド向け]

 JIS X 5070(ISO 15408;情報技術セキュリティ評価基準)に関する記述のうち,
適切なものはどれか。

 ア 開発と並列して評価はできず,評価対象となる製品の開発が完了してから,
  評価を開始する。

 イ 情報資産に損害を与える危険性として,機密性,完全性を損なうだけでは
  なく,可用性を損なう脅威も対象としている。

 ウ 評価対象となる製品は,要件定義,概要設計,詳細設計を行った後にプロ
  グラム開発を行う,ウォータフォール型開発方式に従わなければならない。

 エ 保証維持の基準は含まれないが,セキュリティ要件や環境の変化などに伴っ
  て行われる評価済み製品の再評価の手順を対象範囲としている。

答えは「エ」

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★[宿題:高度共通向け] シスアナ,プロマネ,アプリケーション共通

 ソフトウェアの著作権に関する記述のうち,適切なものはどれか。

 ア データベースは,情報の選択や構成の方法にかかわらず,著作権保護の対
  象となる。

 イ プログラムの著作権は,そのプログラムの創作年月日をソフトウェア情報
  センター(SOFTIC)に登録することによって効力が発生する。

 ウ プログラムを作成する際に用いた解法も,新規性又は創作性を有していれ
  ば,著作権保護の対象となる。

 エ 法人の発意に基づき,その法人の従業員が職務上作成したプログラムの著
  作権は,契約,勤務規則等に別段の定めがなければ,その法人に帰属する。
答えは「エ」