ここの解説がすばらしいです。

プロセスは、コンピュータにおける処理の単位の一つ。
スレッドとは異なり、OSから記憶領域やディスク資源を割り当てられて、処理を実行する。プロセスは、タスクとも言うが、タスクという語は、タスク=スレッドの意味で使われることもあり、プロセスという語より適用範囲が広い。また、ジョブがユーザーから見た処理の単位であるのに対し、「プロセス」は、コンピュータ側から見た処理の単位。

  1. 再配置可能(リロケータブル)

プロセスを補助記憶装置から主記憶装置に読み込む際、主記憶のどの位置に読み込んでも実行が可能なプログラム。アドレス指定が、プロセスの先頭アドレスからの相対位置で表現されていればよい。

  1. 再使用可能

実行し終えたプログラムをプログラム自身が書き換えず、また、実行開始時の変数の初期値がプログラムの実行に影響しないもの。

  1. 再入可能(リエントラント)

プログラムの実行中、別のプロセスが同じプログラムを同時に実行できるもの。プログラム(コード)部分とデータ部分が別の記憶領域に分かれていて、コード部分だけ共有できればよい。同時実行したいプロセスは、データ部分だけ独自に新しく用意する。

  1. 再帰可能(リカーシブル)

自分自身を呼び出すこと(再帰)が可能なもの。